iPadの高性能化に思う

 新型iPadが発表された。Proも無印もそれなりに発展した形での新型だと思う。円安の影響でどうしても価格が上がってしまうのは仕方ないが、価格に対しての性能を考えると以前ほど心ワクワクということもない。

 iPadはこれまで順調に進化して、今ではノートパソコンと並ぶか、超えるほどの性能となった。コアユーザーはiPadの足を引っ張るのはハードではなく、iPadOSだという人もいる。それだけハードの性能は高い。

 しかし、ハードが進化し、ソフトもそれなりに進化したからと言っても、成長できないものが一つある。それはその機材を使うユーザー自身だ。確かにハードもソフトも進化し、便利になった。だが、普段、それだけの高性能を使いこなしているだろうか。結局、Webを見たり、メールを書いたり、メモを取ったり、動画を見たりが関の山だ。そう考えると、今の機材でさえ、フル活用しているとは言えない。

 これまで、新型が出るたびに心躍り、購入してきたけれど、今回は流石にその気にはなれない。私も還暦が視野に入って、少しは心が落ち着いたのかもしれない。

3年ぶりの東京出張

 先週、滞在時間3時間ほどの東京出張をおこなった。来週末に開催される学会会場の下見と、打ち合わせであった。名古屋よりも寒い日で、コートを着たことが正解だったと感じる、冷たい夕方の雨だった。

 打ち合わせも終わり、電車に乗ると、大学院生時代にあれほど乗り親しんだ京王線が外国のように感じられ、さらに追い討ちをかけて夕方の山手線ラッシュに捕まった。ぎゅっと押し込まれる感覚を久しぶりに感じたのだが、名古屋ののんびりモードにすっかり染まりきった体にはとても耐えきれない。品川までの道のりがあれほどあったかと思ったほどだ。

 東京は歩く人も速い。おじさんにはだんだんと心も体も遠くなるのであった。

iPhone 14 Pro Max

 スマホ機能付きカメラを買った。言い方はおかしいかもしれないが、iPhone 14 Pro maxの性能を10年前の高性能コンパクトデジカメと比べても、上回っている。特に4800万画素というのはとにかく凄い。2倍にしても1200万画素相当…これは銘記のCoolpix p300に近い。明るさも良い。

 今回はスマホではなく、カメラということを強く意識して、持っているカメラも売って、これを購入した。ペーパーモデルを撮影したので、標準、2倍、3倍で撮影したものを載せる。

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これが標準

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これが2倍

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この辺りが3倍

 

Pro仕様こそ遊び用という矛盾

 IPhone の新型も発表されて、無印とProの二種類が発表された。iPhoneはミニサイズを愛用しているので、このサイズがなくなったのは残念だが、きっと来年のこの時期、ミニが消える前に、もう一度IPhone 13 miniは購入するかもしれない。それだけmini は電話として常時携帯に向いている。

 さて、iPhone Pro はさらにカメラ機能が突出してきた。少し前の高級コンデジ並みの性能で、もうこれでいいんじゃないかというくらい。今はプロカメラマンもiPhone を使うらしいが、これだけ画像にこだわるのなら、それはむしろ写真好きのアマチュア向けとも言えるのではないだろうか。趣味というのは生産も、コストパフォーマンスも視野に入れず、「好き・嫌い」、「いい・悪い」の感覚の世界だ。そこに「この写真綺麗!」となれば、それは心に突き刺さるし、その機材が欲しくなる。無印のカメラもかなり良くて、SNS レベルなら問題はない。だが、もしも海外旅行に行くとなって、やっぱりそれなりに写真は残しておきたいとなると、Proの望遠も捨てがたい。こういう時に、本当のプロなら別にカメラ機材はもっていくだろうし、いくらなんでもiPhone だけでは仕事はしないだろう。むしろ、趣味人の方がiPhone proの手軽さと高性能に惹かれるはずだ。

 コロナ前にコンパクトデジカメを買ったのだが、結局どこにも連れ出すことができずに埃をかぶっていた。カメラはもうこの一台でいいとは思ったが、使わないものをもっていても仕方ないので、手放すこととした。むしろ、もっと毎日使うものに変えたほうがいいのではないかと。もしかすると今度は、その売却代金を原資として、スマホ機能がついたカメラを買ってしまうかもしれない(笑)。

Ferrari 126c シェイクダウン

 やっと3回目のFerrari 126cが完成した。今回は二種類の紙を使い、さらにボディーは艶出し用のトップコートを吹き付け、さらにタイヤとエンジン部分には艶消しのトップコートを吹き付けた。艶と艶消しのコントラストが出て、なかなかいい感じだ。さらに、今回から、サスペンションは爪楊枝に細いニクロム線を巻き付けて作成したので、かなりリアルな感じが出ている。今回のFerrariはいい出来になったように思う。

 





 

トップコートを吹き付けてみた

 ここでも紹介しているペーパーモデルだが、せっかくレーザープリたーで印刷して作成しても、色艶が出ない。そこで、プラモデルの艶出し仕上げ剤、トップコートを購入して吹き付けてみた。以外に艶が現れて、一部では鏡のような反射も見られる。色褪せの予防にもなりそうだ。遠目で見るとプラモデルにも見える。