コードブルーにハマる

 フジテレビのドラマでコードブルーというものがある。ドクターヘリに乗り、患者を助ける救命救急の医師たちの物語だ。山Pやガッキーが主演で、脇を固める役者さんたちも素晴らしい。すでにシリーズ3が終わり、いまはその続きの映画も上映中だ。

 最初のきっかけは、ボストン行きの飛行機だった。シリーズ3が全話見られるようになっていたので、試しに身始めると、面白い。軽薄な恋愛はなくて、自分だったらどうするだろうと、考えさせられる物語が散りばめられている。治療の関しても、必ず助かると言った奇跡ものばかりではなくて、ときに力及ばずダメだった、というのもあって、リアリティーを感じさせる。

 あっという間にこのドラマの虜となり、帰国後、TVerを見てみると、シリーズ1もシリーズ2も無料で全話が見られるので、時間のある限り、見続けて、全て見てしまった。スピンオフドラマも見てしまい、どうしても映画も見たくなって、一人で映画館にゴーとなった(笑)。幸い、職場の近くのイオンにはシネマコンプレックスがあって、そこでも上映していたので、そちらに行って、鑑賞した。

 脳死判定をされた未成年の親が、子供の意志を継いで、臓器移植に同意する。もしも自分の子供だったらと考えたら身につまされて、涙が出てしまった。映画というのは他の情報が入ってこないでその世界に没頭してしまうために、感情移入しやすいように思う。

 またこのドラマを見ていると、人を育てるということ、また育つ側に必要なことなど、教わるところも多い。大人のドラマとして充分見応えがある。TVerで無料で見られるうちに、皆さんもご覧になってはいかがだろうか。