このブログでも書いているが、模型作りが趣味だ。プラモデルも、鉄道も、ピーナッツスケール機も、ペーパーモデルも作る。
模型作りには細かい作業が不可欠なので、その助けになるかと思って、めがねの上からかけられるHazukiルーペラージの1.85倍を購入したのは半年くらい前だろうか。その付け心地と使い勝手が気に入って、必ず模型作りの時には使っている。ただし、倍率が大きい分、焦点距離が短いので、本を読んだりするには不便だ。
そこで、標準的な1.6倍を次に購入した。これなら本を読むときに助かる。kindleの電子書籍ならば、フォントを大きくすることができるので、ルーペは必要ないが、紙の書籍、特に専門書は文字が小さくて、読むのが厳しい。自炊して、PDF化しても表示を大きくすることはあまり期待できない。この1.6倍は確かにいいのだが、やはり焦点距離が微妙に短い。
そこで、1.32倍を購入してみた。確かに拡大倍率はほとんど期待できないのだが、いいのは、はっきりと文字の輪郭がわかることだ。またPCの光が軽減化されているので、確かに目に優しい。実は倍率が低い分、期待をしていなかったのだが、本を読むにもPCを使うにもちょうどいい焦点距離なので、使い勝手がいい。おもわず研究室におきっぱなしにできるように、もう一つ買ってしまったほどだ。
まるでHazukiルーペの宣伝のようになってしまったが、たしかに使い出すとなかなかいい。カーマホームセンターでも取り扱いがあるくらいだし、ネットなら定価の7割前後で購入もできる。老眼で、目を酷使する仕事の人なら、試してみる価値はあると思う。