功名が辻

 またもやAmazon プライムのドラマの話である。2006年に放送された、大河ドラマの「功名が辻」を二週間で制覇した。流石に48回分を見るには時間がかかる。なんというか、今は達成感さえ感じている(笑)。

 ドラマの内容は山内一豊とその妻の物語だが、時代劇なのに「愛する」などというありえない言葉が出てくるという突っ込みどころはあるが(笑)、まあ、この先が見えない現代と戦国の先が見えない時代とをオーバーラップさせてみると、考えさせられるところも大きい。また、所詮男は女の掌の上で生きているという時代を超えた普遍性も理解できる(笑)。

 「沈まぬ太陽」と「功名が辻」の両方とも上川隆也氏が中心人物であったが、真面目な人を演じさせたら、この人の右に出る者はいないような感じがする。次の彼の作品が楽しみだ。