本物の舞妓さん

 昨夜、京都のあるパーティーで舞妓さんが舞を披露してくれた。京都で舞妓さんというと、観光客が化粧した「なんちゃって舞妓さん」ならよく見かけたが、本物の舞妓さん、しかもその舞を見られるとのことで、ちょっと興奮したのだが、周囲の参加者もそれは同じらしく(笑)、皆、舞台での舞をスマホで撮影していた。じっくりと三味線の音色と歌、そしてそれに合わせる舞を見ていると、しばし優美な世界に心を遊ばせ、現実を忘れるような感覚さえ感じることができた。

 その後、舞妓さんは各テーブルを回ってお酌をしてくれたので、みんな記念のツーショット撮影に走り、私も例外ではなく、うふふと舞妓さんとの記念撮影をした。ただ、諸事情があるので、ネットにはあげない方が良かろうと思い、ここでは写真を貼らない(不適切なことをしたのではありません(笑))。

 ちなみに、native 京都人に聞くと、本物の舞妓さんを呼ぶと2時間で数万円だそうだが、プラス三味線や歌の方の分も同じ分だけ値段がかかるらしい。なるほど、我々庶民にはとても手の出る遊びではないことがわかった夜だった。