根性が腐っている

 今日は午前中は医者に行った。いつもかかりつけのところなのだが、今日はその先生に「根性腐っているね」と言われた。どうして、わかったのだろうか?私の根性が腐っていることを。確かに長い付き合いだから、無理もないことか。だが、改めて言われるとぐうの音が出ない。その通りなのである。昨日の昼だって、誘惑に負けてラーメンにご飯も餃子もつけてしまった。

 先生は、「もう、時間の問題だね。この歯は。」と続けておっしゃる。そう、先生は歯の根がもうダメだということを冗談めかしておっしゃったのだが、なんと心の根性が腐っていると歯の根が腐っているところから見抜いたのだ。素晴らしい。まさに不健全な精神が宿ると肉体は不健全になる。

 考えてみると、年齢とともに歯が本当に無くなっていく。すでに奥歯は二本入れ歯だし、前歯は差し歯にしたし、今度は奥歯の一番手前だ。朝、いつもシリアルを食べるときに痛む。あとはこの痛みに耐えられなかったときに治療するしかないようだ。

 今日でいつもお世話になった先生はご退職とのこと。代わりの先生には美人の女医さんがいいとリクエストしておいた。やはり私の根性は腐っている。