それは土曜日の夜くらいからだった。iPad Proが訳も分からず泣くのだ。夜中に、ポーン、ポーンと。流石に夏の世の怪談でもあるまいに…
真相はといえば、どうも充電が開始された時のポーンという音が繰り返されていることが判明した。充電が開始されたかと思うと、充電が止まり、また充電が始まり、音がなるの繰り返しだ。
こういう時にはまずは、再起動。iPad Proを再起動したら、治った。まあ、こんなものだろう。と、思ったのもつかの間、またその症状が始まる。次に行うのはiPad Proの初期化だ。設定を全部綺麗にして、さあ、設定し直して、綺麗になったから、大丈夫。のはずが、やはりダメだ。
となると、次は電源。Ankerの充電器から充電していたので、純正のものに変える。さあ、これなら…とつけ直すが、今度は充電すらしない。おい、おい、まじか?!さては、ケーブルか、といくつかケーブルを変えて試すが、ダメだ。
万事休す。こりゃ、Apple Storeに持ち込んでの修理だなと、諦めたのは日曜日の夜。夕食もそこそこに悪戦苦闘するも、もう終わりか…とその時、純正の充電器にもう一度付け直すと、お、充電を始めるではないか。まずは一安心。そうなると、ケーブルと純正の充電器の線は無くなった。
というわけで、なんと犯人はAnkerの充電器だった。PD drive充電のところだけがやられているようで、他のUSBからの充電には問題がない。仕方ないので、もう一度買い直しかと思って、ポチッとしそうになったが、それがプライムデーの数時間前。まあ、焦らず待てと思い、プライムデーを待ったら、はい、安くなっていたので、買い直し。まあ、タイミングがいいんだか、悪いんだか。
週末のひと騒動であった。なお、充電器はUSBのところが生きているので、そこだけを使うようにしている。