三つ目が通る

 子供の頃に読んだ漫画に「三つ目が通る」というのがあった。確か、手塚治虫氏の漫画だったと思う。三つ目の目をおでこに持つ、特殊能力のある少年の話で、普段はその能力を隠すためにおでこに絆創膏を貼っている。その時の彼は、抜けた子供という設定だった。子供心のに三つ目が怖かったのを覚えている。

 さて、その三つ目を手にしてしまった。名前とサイズのこだわりから、iPhone XS Maxを手放し、iPhone 11 Proを購入した。今回はMaxではない。ポケットの中に入り、片手の中に掴めるサイズ感は流石に心地いい。

 今回驚いたのは、FaceIDの認識の高さである。夜、ベッドの中で使う時、暗闇でも顔を認証してくれるし、しかも反応が早いのだ。今までこのストレスを解消するためにiPhone7を寝る時のサブマシンとして使ってきたが、その役目も必要なくなったと思う。雑誌なら、iPhone XSからの買い替えは必要ないと書いてあるだろうし、私もiPhone XS Maxを持つ娘には、買い替えの必要はないと言っているのだが、このFaceIDだけでも、買い替えの価値があったように思う。本当なら、夜間モードなどの新しいカメラ機能を褒め称えるべきなのだろうが、残念ながら、まだそれを試す機会には恵まれていない。

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