ソニーのデジタルペーパー(DPT-CP1/RP1)とiPad・Macとシームレスでメモを共有する

 久しぶりに電子ペーパーのネタである。実は、一時期、ソニー電子ペーパー、DPT-CP1をほとんど使わなくなっていた。iPadでメモを取ったり、PDFを読んだりしていたのだ。そして、ついには、じゃんぱらにドナドナさえしていた。

 ところがである。iPadがiPadOSとなり、標準のfileでPDFの編集ができることに気づいた。さらにはiPadOS用のOneDriveもそのままでPDFの編集ができるのだ。さっそく,

DPTーRP1(こちらはドナドナせず)でしているフォルダーをiPadのファイルで開いてみる。ペン入力で手書きもできるし、テキストボックスとして、文字入力もできる。そのあとで、DTP-RP1をMacと同期すると、おお!先ほどiPadで編集した通りとなっている。さらに、OneDriveで編集する場合には、写真さえ入れられるのだ。

 この動作に感動して、PDFの閲覧とメモをもう一度、電子ペーパーに戻すこととし、改めて、DPT-CP1を購入しようと決意して、名古屋のソニーストアーに向かった。

 ところが!である。なんと本家のソニーストアーには在庫もなければ、発注さえできないとのこと。途方に暮れつつ、ダメもとでビックカメラのサイトを見てみると…なんと名駅ビックカメラに在庫があるではないか!早速、そこで改めて、購入となった。

 さて、上記のデータの互換の様子を次の写真で紹介していこう。

 

まずは、サンプル用のメモファイルをDPT-CP1で作成する。

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今度はそれをMac内のフォルダーに同期する。今回はOneDrive内に保存してあるフォルダーとの同期である。

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同期したファイルをiPadのファイルから閲覧する。ファイルはOneDrive内のフォルダーの閲覧もできるように設定できる。今回はこの赤で括ったふぁいるがメモファイルだ。

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次にそのファイルを開く。

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画面の右上にはマークアップのアイコンが現れるので、それをタップすると、編集用のパレットが画面下に現れる。

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手書きの文字の追加をする。

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さらに、画面下のパレットから、テキストの追加もできる。

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今度は同じファイルをOneDriveのアプリから開く。

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OneDriveでは写真の追加もできる。右上のアイコンから写真挿入のアイコンをタップして、写真ライブラリから写真の追加ができる。

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写真が入った。

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ファイルを閉じて、またMacとDPT-CP1を同期する。同期後にエラーメッセージが表示されるが、同期はできている。

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先ほどiPadで編集したPDFがDPT-CP1でも表示されている。

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さらにDPT-CP1で手書き文字を加えることができる。

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どうだろうか?これでかなりシームレスにPDFのメモふぁいるが扱え、どのデバイスを持ち出しても、同じPDFメモファイルを扱えるようになったことはかなり大きい。久しぶりに、ワクワクしたひと時であった。