LikeBook Aresを購入

 今年の夏頃だったと思う。LikeBook Musesを購入して、その報告をこのブログに書いた。もっぱら、用途はJapan Timesの記事をじっくり読むことであり、iPadの液晶では目が疲れるので、E-inkのLikeBookを選んだのである。Booxの方が有名なのだが、LikeBookはその格安版で、同じAndroid 6.0なので、さほど違いはなかろうと購入したのであった。

 PDFのビューアーとしても使っていたのだが、秋頃から次第に使わなくなり、Chromeでの使い勝手に飽きたせいか(苦笑)、メルカリで売却してしまった。思ったよりも高値で売れたので、良かったと思っていたのだが、12月 に入り、やはりこの手頃のサイズで落ち着いてPDFが読みたいと思うようになってきた。SonyのDPT-CP1はB5サイズで片手にはやや大きい。Kindle OasisではPDFは快適に読めない。

 何度もポチッとして、キャンセルを繰り返し、reviewをあれこれ見て、結局LikeBook Aresを購入してしまったのだ。Musesと比べて、薄くなった感じだし、なんと言ってもフラットな画面になったのは好ましい。英語ではFlush Screenと言うらしいが、最初はなんのことかわからなかった。ここでも英語の勉強になった。

 さて、使ってみると、まあ、Musesと変わらない。ただ、ベゼルが黒になった分、少し集中して読める感じだ。また、おまけ程度に考えていたメモも、DropboxにPDFとしてエクスポートできることがわかり、俄然、便利さを増した。

 普段の仕事にはSonyのDPT-CP1をノートとして持ち歩くが、時には、このLikeBook Aresだけでも間に合うかもしれない。外付けのキーボードをつなげて、簡易的なポメラとして楽しむこともできる。

 もちろん、電子ペーパーの機器である。反応の速さを求めてはいけない。あくまでも視認性だけで選ぶものだと考えて欲しい。

 そういえば、このAresは128GBまでのMIcroSDカードを入れることができる。持っているPDFファイルのほとんどをこれに入れ込むこともできるだろう。自分へのいいクリスマスプレゼントになったようだ。

 

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