Boox Max3 やっぱり購入

 おそらく、このブログの読者は買うか買わないかではなく、いつ買うのかを予想していたはずである。だいたい、私がブログで心惹かれると書いたガジェットはおおよそ、いやすべて購入しているのだから。
 Boox Max3は何度も買い物かごに入れては削除を繰り返したほど、悩んだのである。一度は注文したものの、やっぱりと、キャンセルもした。それでもやはり、物欲抑え難く、購入となった。購入して、早速、日経新聞の紙面アプリを入れたのだが、なんと、拡大してなくても、はずきルーペをつければ、そのままで読めてしまうのである。まさに、新聞がそのまま、ようやく、読めるようになったのだ。しかも、LikeBook Alitaと比べて、画面表示と切り替えが格段に速い。これはいままでに電子ペーパーにはなかった速度感だ。もちろん、iPadのような液晶のタブレットに比べれば雲泥の差なのだが、電子ペーパーという尺度で考えれば催促なんじゃないだろうか。このアプリの快適さだけでも購入した甲斐があったとさえ思う。
 次にメモだが、これはEvernoteDropboxとひも付けできる。私はEvernoteとひも付けしたのだが、メモを同期すれば、Evernoteにアップロードされるし、メモを更新すれば、Evernoteのメモ書きも更新される。メモも、まあ、快適な書き心地だ。
 つぎはPDFだ。自炊データはwifiの転送で送ることができる。PDFへの書き込みも快適だし、申し分ない。
 なんの文句も付けようがないのだ。ここまでは。

 書き込みをしたPDFをパソコンで確認しようとしたのだが、はて、Max3にファイルを送ることはできるのだが、Max3からファイルを送る方法がない。LikeBookなら、wifi転送で双方向でファイルがやりとりできるのだが、それができない。え〜、ここまでいいのに、大事なことができないじゃ〜ん!

 Boox Max3はUSB-C端子で、そこに様々なUSB機材を取り付けて使うことができる。キーボードもフラッシュドライブも。どうもファイル交換はそれを仕えということらしい。なんと最初から、USB-CのマイクロSDカードリーダーが付属する。Max3から書き込みをしたPDFはそれを介して、取り出すしかない。唯一これだけが不満なのだが、あとは総じて、すばらしい。SonyのDPT-RP1の不満点をまさに解消する一品となった。

 

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