YouTuberになる

 本学でも来週からオンラインでの授業が始まる。オンラインと言ってもリアルタイムの中継ではなく、課題を与え、動画はYouTubeを活用する。Zoomを使ったライブ型の授業が脚光を浴びているが、セキュリティーの問題もあるし、学生にギガを使わせてしまう懸念もある。本学の対応は最新式のスマートな対応ではないけれど、現状で対応できる手堅い方法かもしれない。

 さて、講義はYouTubeで録画した動画を使うので、どうしてもYouTuberにならなければならない。カメラの前で話すというのは、学生たちを目の前にライブで話すような心地よい緊張感がなく、手応えというか、反応がないので、なんとも難しい。iPadにうっすら映る自分の顔に語りかけるように、iPadを操作しながら語りかけていく。何本か録画をしてみたが、やってみると自然に語りかけるYouTuberたちがすごいのだと改めて実感する。

 YouTubeに動画を上げるのはいいのだが、15分以上の動画をアップロードできない。どうしても動画を10分くらいをめどに切り刻んでいかなければならない。今日は30分録画したものを3分割するのに一苦労してしまった。そこで次回はタイマーで14分区切って、動画を作成していこうと気づいた。まだまだ初心者のおじさんYouTuberである。すっかりとYouTuberぶりが板に着く前にリアルな授業が再開できるといいのだが…