チューバーからチーマーへ

 4月から始まったオンライン授業では、 iPadの画面操作を録画してそれをムービーファイルにして、YouTubeにあげるという形にしていた。具体的にはKeynoteのスライドやPDFを表示しながらそこに音声を被せながら説明をしていた。大学では既存のシステムを使った応急処置的な意味もあり、本来のオンライン授業(ライブ授業)ができるようにMicrosoft Teamsの環境を整え、学生にもその環境を整えてもらうようにとのことで、支援金支給ということにもなった。

 そして、いよいよ週明けの6月1日より、それが始まる。教員の中でも新しいシステムで何ができるのか、何ができないのか、どのような問題があるかなど、率先して使える教員から試行錯誤をして、それを他の教員にも伝えるようにして、勉強会や説明会、さらにはそのためのチームを立ち上げて情報交換してきた。私も管理職等立場上、そして自分自身のガジェット好きということからも色々と試したり、若い教員たちから指導を受けたりとしてきた。おかげで、ようやくiPadを使ってライブ授業ができそうな目処が立ったので、月曜日から試してみようと思う。最初は混乱することもあるだろうが、まあ、デジタルネイティブの学生たちにも色々と聞くこともできるだろう。今までのYouTuberメインから、Teamerへと衣替えだ。