複数iPad、同時使用のの快適

 先日仕事で3台のiPadを同時に使うことがあった。iPad Air4で学生からの課題にペンで添削をし、その成績を無印iPadに表示したエクセルで記入、さらに第2世代のiPad Pro 12.9インチに元々の課題資料を提示して、学生の答案を確認した。パソコンがあれば画面を切り替えるところだろうし、iPadでもsplit viewを使えばどうかと言う声もあるだろう。しかし、30を超える課題の添削にいちいち画面切り替えは手間がかかるし、split viewでは表示が小さすぎる。パソコン画面では大きなモニターが必要だし、いずれにしろ手書き用のiPadが必要だ。

 こんなふうにiPadの複数使用は一見するとムダのようにも思えるのだが、即時に複数のアプリにアクセスして使うには実は快適だったりする。そして、意外にも使い勝手がいいなと思ったのが無印iPadだ。ポメラがわりにと購入した一番安いモデルだが、表面にガラスフィルムを貼り、背面にはMOFTのスタンドを貼り付けて、カバーもせず気軽に持ち歩いて使うには手頃だ。安いモデルだからという気安さがあるからこそ、この手軽さが生まれるのだと思う。

 あと2週間もすればiPad Proの新型が手に入る予定だ。iPad Air4は新型の11インチモデルとリプレースし、新型の12.9インチモデルは無印iPadとリプレースする予定だったが、無印はしばらくは手元において使い倒してみようと考え始めているのである。