書斎の中の世界旅行

 コロナ禍となって、海外旅行どころか国内の移動さえできない。先週は実家の千葉で姪の結婚式があったのだが、このような状況で県を跨ぐ移動で、しかも飲食の席に行くというのは、今の立場では難しい。姪には別途お祝いをお送り、電話で事情を説明したが、とても残念な気持ちでいっぱいだ。

 こうして、国内の移動、いや、居酒屋にさえ移動できないこの状況の中、流石に息が詰まる。そこで、Amazon Prime Videoで公開されている「世界の車窓から」のスペシャル版でもみて、気分だけでも…と思ったら、これがなんとも素晴らしいのである。

 「世界の車窓から」はずいぶん古い番組ような気がしていたのだが始まったのは1987年というから、私が大学院生の時。なんだかついこの間のような気がする(笑)。10分くらいの旅番組で、結構好きなのだが、スペシャル版で見るとさらに魅力が深まる。

 この番組ではただ車窓を移すだけではなくて、世界遺産とか、沿線の観光名所を紹介してくれる。車窓のシーンでは自分が列車に乗って移動している気分になれるが、それは社内の乗客の様子も映し出しているからかもしれない。観光名所の点の移動ではなく、列車での線の移動で誘ってくれるから旅行気分が味わえるのだと思う。この番組を見ている間は血圧が下がっていくのが自分でもわかるくらいリラックスできるだけでなくて、コロナ禍が収まったら、こんなところに行ってみたいとちょっと前向きな気分にもなれる。皆さんも、もし見ることができるのなら、お試しあれ。