岡山観光

 2月の3連休に時間ができたので、妻と岡山旅行に行った。岡山では吉備津神社吉備津彦神社を巡り、その後は倉敷へ。倉敷の街並みなただの観光地という感じではなく、人々の暮らしの息遣いが聞こえるような素敵な場所だった。グルメも満喫し、特に牡蠣の入ったお好み焼き、カキオコは絶品であった(写真はなし)。

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岡山といえば、桃太郎伝説。これは吉備津彦神社にあった桃太郎像。

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岡山グルメの名物、デミグラスソースカツ丼

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こちらは岡山駅の桃太郎像。

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倉敷の街並みは落ち着いた雰囲気だ。

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フルーツ王国岡山に来たら、やはりパフェは食べなければ。

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日本三大名苑の一つ、後楽園。
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岡山城も綺麗なお城だ。
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岡山城シャチホコ

アイドルになってみたい!

 TVの番組で、パティシエのシェフをアイドルのように追いかける人のことが取材されていた。名古屋で有名なパティシエが作るお菓子だけではなく、その行動に魅了されているらしい。追いかけられる方も熟年なら、追いかける方も熟年だ。勝手に写真を撮って、それを勝手にTシャツにして着ていたり(笑)、勝手にグッズを作っているほどの追いかけである。

 今時はk-popのアイドルにハマる人たちも多いし、ある意味のオタク文化を形成している。我々の頃はオタクというとアングラで日の目を見ないネガティブなイメージだったが、今はオタク用語の辞典が売れている時代だ(名古屋発)。教えている学生でも、推しの話はよく聞く。

 翻ってみると、歌手や俳優、お笑いタレント、シェフは追いかけの対象となるが、大学教授が推しの対象となっているという話は聞かない(笑)。そもそも推しどころか、暗い、怖い、変と避けられ、引きの対象だ(苦笑)。できれば、私だって、アイドルになって、授業のたびに最前列に座る学生に、顔写真の印刷されたうちわで迎え入れてもらいたい(笑)。私の手書きで添削された課題を、「一生に額に入れて飾ります」と、言われてみたい(笑)。教室の外に出待ちで、サインくださいと言われてみたい(笑)。

 だが、現実は、教室で一番遠くの席から学生は座り、うちわの代わりにこっちに近寄るなと、目で合図され、返却された課題は「何が赤字で書いてあるか、わかんないんで、もって丁寧に書いてください」と注意され、教室の外では、「次の授業の準備があるんで、早く授業終わって、出てくださいよ」と次の授業に出席する学生から無言のメッセージを受ける。

 アイドルは遠い夢物語のようだ。

人工知能

 来月、ちょっと人工知能と大学教育について、ある大学で話をすることになっている。この2ヶ月くらい、本や新聞記事に注意しているが、本当に多分野にわたって生成AIが使われ始めている。医療や教育はもちろん、農業やエンタメ、さらに介護など、生活のあらゆるところに入り込んでいる感じだ。

 この2年近く生成AIが顕著に性能アップした背景には、深層学習(ディープラーニング)というシステムが発展したためだ。簡単に言えば、大量のデータを分析して、そこから得られる可能性の高い結果を予測して出すために、データをベクトル化(数値化)して、それを多層的に蓋然性の変数に応じて分配して、さらにそれを組み合わせて、何層にもわたって処理をするということだ。しかも得られた結果と本当に期待される結果の差分を比較して、間違っていれば、その蓋然性の変数を自動的に調整して、確率の高い結果へと導くようにコンピュータが自分で学習するという自動学習ができて、それが24時間稼働するのだから大したものである。

 いずれ人工知能が人間に変わるという危惧もあるが、人工知能の専門家ほどその危惧はしていないようだ。それは現在の人工知能がある特定のタスクには素晴らしいが、人間のようにさまざまなタスクに柔軟に対応できるようになっていないからである。シンギュラリティーという言葉があり、人間のように全能な人工知能の研究もされているが、当然倫理的な議論が巻き起こるし、性能的に見れば今すぐにはそれは現れない。でも、あと10年もしないうちにその可能性が出てくるのかもしれない。

 さて、そういう社会の中での人間の役割はどうなるのであろうか。端的に言えば、正しい結果を見抜く力がこれからは求められる。単純な作業は機械任せになるが、そのアウトプットをどう解釈して活用するのか、その判断はまだ人間の手の中にあると言えるのだ。

名古屋高校の健闘を讃える

 高校サッカーもいよいよ決勝戦が近づいてきた。愛知代表の名古屋高校は残念ながら準々決勝で敗退して、国立まであと一歩のところで残念な結果になったものの、その健闘を高く称えたい。

 名古屋高校はかつて私が招待されて、教職員を対象に講演したことがある。もう十年近く前の話だ。その講演の後、ぜひ一杯やりましょうと誘ってくれたのが山田先生、名古屋高校のサッカー部監督だ。その時は楽しい飲み会であった。

 その数年後、息子が名古屋高校に入学、卒業をして、息子の母校となった。この名古屋高校はプロテスタント系のキリスト教学校である。今回は名古屋高校のキャプテンが選手宣誓を行ったが、息子曰く、聖書から取った内容が入っていて、キリスト教系の学校に通っている子しかわからないところがあったらしい。ちなみに、我が家は私が国際基督教大学、妻と娘もキリスト教系の女子校を卒業したので、家族全員で聖書や讃美歌の話ができるのだが、誰もクリスチャンではない(笑)。

 名古屋高校は進学校で、サッカー部の選手がテレビで「サッカーも大学も国立目指す」と言っていたが、これはサッカーでは残念な結果になったが、きっと大学では問題ないだろう。サッカーは今しかできない。そこに全てのエネルギーを注いだことは尊いことだと思う。勉強は来年もできるが、サッカーは今だけのことだ。それぞれのタイミングで自分の力を注ぎ込むことができるというのは幸せなことでもある。

 名古屋高校サッカー部の三年は来週の全国共通テストに向けて、その集中力を傾けるであろう。そこにも再びの健闘を祈る。

機種群名としてのiPad

 これまで使用してきたiPadのことについて、ここであれこれ書きつらてきた。これまでも複数台を使ったり、1台に集約したりと試行錯誤としてきたが、やはりiPadは様々な機種を状況に応じて使い分けるのが最適だということに気がついた。つまり複数台のグループとしてのiPadである。ProもAirもminiもそれぞれ使い分けるが、その集合体としてのiPadと考える。

 もちろん、複数台を使用するというのはある意味勿体無い。使わない機種が存在するということなので、一台をしゃぶり尽くす使用法から見れば効率は悪い。しかし、それぞれの機能やサイズはどうしてもあちらこ立てればこちらが立たずで、何もかも満足させる1台はないのである。

 これは組織の中の人と同じだ。1人のスーパーマンで何もかもこなすことはできない。まさに適材適所でそれぞれに長けた人が適切な職務をこなしてこそ、組織として機能する。iPadも組織名として考えていくと適材適所の考え方が腑に落ちる。

 

 こうして、自分を納得させて、今年もiPad道楽にふける私である。

新年挨拶

 新年になりました

 

今年もよろしくお願い申し上げます

 

本来であればおめでたい言葉でご挨拶をしたかったのですが、昨日襲った北陸地震のことを思うと、その言葉を書けませんでした。

 

被災した方々には、心からお見舞い申し上げます。

 

今日からさまざまなこと初め。家の掃除も始め、ショッピングも今日から。というわけで、Apple storeの初売りに来たのだが、凄まじい混雑。駐車場も混雑していて、列に並んで車を停めるまで小一時間かかってしまった。

 Apple storeはギフトカードが貰えて、その分の割引となる。カードは今年のiPhone買い替え時の資金になるだろう。

今年もお世話になりました

 今年も大晦日となり、年末のご挨拶をする頃となった。

 

今年はブログの更新が頻繁にできず、楽しみにしているごくごく少数のコアなファンの方(笑)にご心配をおかけしたこと、お詫び申し上げます。

 

 この半年、今の管理職の中で心理的な重圧感が増えたこと、体調にも変化が起きて晩酌をほとんどしなくなったことなどいろいろあった。あと三ヶ月で管理職を卒業できるので、もう少しはリラックスして研究や趣味にも時間が割けるのではと期待している。

 今年はAI、特にChatGPTに注目が集まり、善かれ悪しかれ我々の生活の中に浸透しているようだ。教育にも大きな影響が出始めているが、その流れは対照的だ。一つは課題やレポートなどを学生が自分で行わずにChatGPTに丸投げするから、使用禁止にすべきだという流れ。確かにちょっとした課題の内容の解答を数秒で作ってくれる。試しにChatGPTにレポート課題を出したら、数秒で素晴らしい解答を出してくれた(笑)。これなら、教員も学生に課題を出して、無理に採点しなくてもいい。ChatGPTに課題を出そう(笑)。もう一つはChatGPTを積極的に活用して、考える材料としようという流れ。これは企業サイドが大学に期待するようで、今は就職活動でもAIを使いこなす人材が優遇されるらしい。

 大変な時代になったと思うが、ふと立ち止まって考えてみよう。昔から課題やレポートを優秀な友人に代行させる人はいたし(笑)、読み書き算盤からワープロ、パソコンと道具を活用できる人は即戦力として、優遇されていたはずだ。大きな流れは何も変わらない。AIはパーソナルな先生がいつだってそばにいる状態だし、職場なら有能な先輩や上司が隣にいる状態とも言える。そう考えれば、「お前はいらないな」となってしまうかもしれないが(笑)、人間には「考える」という役割がある。AIはあくまでもこれまでのデータを参考として、確率の高い結果を出すだけで「考える」ことはしない。人間は考えて、時には感情によって、論理的ではない選択もする。そこがまた人間臭いところでもあるし、人間の役割なんだろうとも思う。さて、来年はAIはどのように飛躍するのだろうか。

 そうそう、今年はiPhone 15 Pro Maxの写真をここに貼って、ここまで撮れたと報告したが、先日、息子を空港に迎えに行った時に飛行機撮影にも挑戦してみた。数枚を貼り付けるが、もうここまでスマホで撮れる時代になったのだと驚きである。

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ミラーレスカメラがで始めた頃の写真に近いレベルだと思う。望遠5倍はかなり使えるのだ。

 

 来年も、細々と書き綴っていきます。ご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。