ここまで作り直し完了

 先週、紙を元のハイパーレーザー紙に戻してから、また一からRenault RE30を作り始めている。同じような作業を何度も繰り返しているので、最近は職人のような手際の良さになっていると思う(笑)。作るたびに要所というか、手を入れるところ、抜いても大丈夫なところがわかってきた気がする。

 さて、今日現在まで、タイヤとホイール、そして、ディスクとエアインテークのハブ周りができた。次はいよいよボディ周りの作成となるが、週明けから、新しい役職も始まり、仕事に忙殺される日々となるだろうから、おそらくは来週末までは、進行しないかもしれない。

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メインマシンをiPad Proにする

 iPad Proが新しくなった。性能的には前のもの出ると変わらないが、魅力だったのは、最低の容量が128GBになって、しかも値段が下がったことだ。iPadはminiだけで良いかなと、ProもiPadも売却してしまったのだが、やはり大きめのiPadは欲しい。それは「役に立つ」からとか「仕事に必要だから」という動機づけは不要だ。iPad Proの新型だから欲しい。それだけで十分の理由になる。

 そういうわけで新型を発表直後にポチッとして、25日に到着して使い始めている。まずはmagic trackpadに対応したことが大きい。早速使ってみると、これがスムーズで、快適だ。さらに、予想以上に快適なのは、日本語のライブ変換だ。これは外付けキーボードを使っているときに効果が発揮されるのだが、入力画面上の文字列で自動的に変換して、しかもコンテクストに合わせた変換がされる。実は、ポメラDM30の変換よりも素晴らしい結果を残してくれる。予期せぬ効果だが、これでiPad Proをメインマシンに使う気持ちになった。

 これまではMacBook Proに外付けのモバイルモニターをつけて使ってきたのだが、使い始めにいちいちパスワードを入力するのが面倒だった。主に自宅の書斎での使用とはいえ、万一の盗難や、外に持ち出した時の盗難に備えてパスワードはかけてある。仕事上、重要な個人情報を扱うので、それは最低限のマナーだと思っている。だから、致し方ない手順だと思っていたのだ。

 しかし、iPad Proなら、顔認証で、自動的にすワイプするだけで使えるようになる。これはありがたい。しかも、MacBook Proはエクセルでしばらくいくつかのデータを弄るとファンが鳴り始めて、快適ではなかったのだが、iPad Proなら静音だ。さらに12.9インチのサイズにしたので、画面も見やすい。今回は持ち運びは全く考えていないので、このサイズにした。ただし、もしもを考えてCellularモデルとしてある。

 通信についてだが、今まで楽天モバイルのデータ通信SIMを使っていたのだが、ほとんど使用しないで毎月900円の維持費がかかっていた。これはもったいないなと思っていたら、なんとIIJが毎月150円で維持できるesim対応のサービスを開始したので、早速こちらに乗り換えた。データ通信には月単位で1GBを300円で購入する必要があるが、使わなければ、これを購入する必要もなく150円の維持費で済むというわけだ。私のように自宅の書斎でwifiをメインに使うものにはありがたい。

 さて、iPad Proがメインになったとはいえ、MacBook Proでなければできないタスクもある。そこでVNC ViewerというアプリでMacBook Proにリモートアクセスしている。速度はネイティブに使うようには快適ではないが、私には十分だ。またMacBook ProVM Ware Fusionを立ち上げると、そこに入っているWindows10も立ち上がり、iPad Proの画面内でMacWindowsも操作できてしまう(笑)。

 iPad Proを横向きにして、外付けのトラックパッドやキーボードを使う分にはMacBook Proの使用感とさほど変わらない。だが、実は決定的な違いはiPad Proはすぐに手にとって、手元で雑誌もPDFも見られる、さらには縦置きにして、雑誌や、紙面イメージで文字入力ができるということだ。画面だけ、縦でも横でも瞬時に自由にできる快感はPCでは味わえない。縦置きにして、文書作成をすると、30年近く昔のAppleの15インチ縦型モノクロモニターを思い出してしまう。

 書斎ではiPad Pro、持ち出しにはiPad miniという棲み分けはできた。E-inkのデバイスでは、書斎ではBoox Max3を使う。となると、足らないのは、持ち出し用にE-inkデバイスだ。LikeBook AlitaもAresも売却してしまったが、もう一度、Aresを購入しようかと迷い始めている昨日今日である。

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何が起きているのか?

 この数日、このブログへのアクセス数が多い。いつもの数倍なのだ。ちょっと調べてみると、どうもLikeBook Aresに関する情報検索でこのブログが引っかかっているようだ。ありがたいのだが、実はすでにAresは手放している。その後、Alitaを入手し使っていたが、それもBoox Pro Max3に置き換わってしまった。今のところBoox Pro Max3は書斎専用で、持ち歩きをするつもりはない。持ち歩きをするのならもう一度Aresにすると思う。Aresはなかなか手頃なサイズで良いデバイスだと思っている。E-inkでKindle Oasisよりも少し画面は大きいし、iPad miniと同じような大きさで取り回しも楽だ。とはいえ、E-inkの美しさと、切り替えのスムーズさではKindle Oasisに軍配が上がるだろう。手元でwebを見る必要性があるかないか、そこがAresにするか、Kindle Oasisにするかの分かれ目なんじゃないかと思う。

そして、振り出しに戻る

 先日、紙を変えて、Renault RE30を作り始めたことをここに書いた。途中の制作レポートもアップした。いささか紙が薄くて、強度的に疑問を感じながらコックピットを作り、ボディーカウルまで作ったのだが、やはり、懸念は当たった。どうしてもカウルの部分で、ゆがみが出てしまうのだ。
 原因は各接着のズレから、薄いところに歪みが生まれることと、木工用ボンドの水分によって、たわみやゆがみが出てしまうことだ。印刷面、特に黒の発色が気に入っていたのだが、どうしても0.12mmでは薄い。今まで使っていたハイパーレーザー紙の0.16mmは最低限の薄さだし、逆にこれ以上厚くなると細かい部品の工作が不可能になる。なるほど、精密なペーパークラフトの型紙を販売する会社の推奨用紙になるわけだ。
 せっかく、2週間かけて、タイヤ、ハブなどの足まわり、コックピットを完成させたけれど、もう一度紙を戻して、作り直そうと思う。

 まあ、道楽の世界なので、失敗も楽しい。

一週間の本と1時間の本

 今朝、二冊の電子書籍を読み終えた。一つは、E.H. カー著、清水幾太郎訳の岩波新書『歴史とは何か』であり、もう一つは日経新聞の広告にも大きく載っている今売れているあるビジネス書だ。前者は1960年代始めに出たもので、後者は昨年の11月だ。
 さて、『歴史とは何か』は読むのに1週間かかった。さすがに60年近く前の書物だけに、語彙に歯ごたえがあるだけでなく、翻訳なので、どうしてもすんなりと入ってこない。論理関係もよくよくかみ砕いていかないと、部分否定も二重否定もあって、理解し難い。さらにいうと、誤訳というか、うまい訳ができていないところで引っかかるのである。たとえば、「現代人」のような主語の文の後に、「彼は」と始まる文が続いたりする。もちろんこれは原著の英語では後続の文が前の三人称単数の主語をheで受けているためだろう。ところがそれを「彼」とすると、日本語では別な登場人物を想起するので、理解し難いのである。自然な日本語なら、「自分では」のような書き出しにしないとしっくりこない。
 内容面の難しさだけではなくて、ボリュームも関係していると思う。大学生のころに岩波新書は文字も小さくて、行間も狭く、ぎっしりと詰まった感じがあった。それだけ知識の分量も多かったはずだ。今の新書は文字も大きいし、行間も広い。それでいてページ数はさほど変化がないから、総じて知的な量は減っているんじゃないだろうか。
 さて、二つ目のビジネス書だが、期待していたのに、あっという間に読み終えてしまった。一つには、文の構造がシンプルだということだ。順接や逆接程度の論理構造で複雑さがない。さらには、辞書を引くような難しい語彙もない。もっというと、その内容には、予測がついてしまうので、読むというよりもスキャンする感覚でページが進んでしまうのだ。忙しいビジネスマンが通勤途中で読むにはちょうどいいのだろうが、本を読むことを仕事の一部にしているものとしてはなんとも物足りない。まあ、「なるほどね」という印象で終わってしまい、『歴史とは何か』を読み終わったときのような達成感はない。
 さて、今、まだ読んでいる途中の電子書籍がある。『言語と行為』で、J.L. オースティンの名著であり、その新訳だ。日本語はこなれていると思うのだが、その内容がなかなか難しい。こいつも一文進むのに、頭をひねらなければならない。語用論を学ぶ上で、避けて通れない本だが、なかなか道は険しそうだ。

Renault RE30の後輪ブレーキエアインテーク作成記

  この数週間取り組んでいるRenault RE30である。紙を薄手のエプソン紙に変えてから、工作はしやすくなった。特に細かい部品は切り出しやすくなったので、快適だ。ただ、ボディーのような大きな部位になった場合の強度についてはまだわからない。

 さて、今日はどんなふうに作るのかを写真で順を追って説明する。今回は後輪のハブに取り付けるブレーキのエアインテーク部だ。

 

まずは、こうして印刷された紙を切り出す。指は小指で、大きさ比較のために写した。

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切り出したところ。普通のカッターではこのように細かい切り出しは不可能なので、デザインカッターを使う。 事前に折れ線には、カッターを当てて、折り曲げやすいようにする。

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 折り曲げ線に沿いながら、あとは、3次元の想像力を活用して、木工用ボンドで接着していく。ビンセットでないと接着部を合わせることができない。

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完成した部分。ここはサスペンションのところに相当する。 

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今度はエアインテークようの部品。切り出したところ。 

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切り出しをしたら、断面をサインペンで黒く塗っていく。この一手間で仕上げは全然違ってくる。

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エアインテーク部は裏面を黒く塗りつぶす。 

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塗りつぶした後に組み込んでいくと、こうなる。

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塗りつぶしたので、内部も黒く、それらしい。

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もう一つ別な部品も同じように切り出して、裏面を黒塗りする。

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先ほどの部品を接着して、結合する。 

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さらにサスの部分を結合する。

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こうして3つの部品を繋いだものが完成。

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これにディスプブレーキ部を接着して、完成。

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フロントのハブもリアのハブも完成した。

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よみがえったコントローラー

 もう10年前のことだが、iPadが出て、教育への応用が叫ばれ始めた頃、ちょっとあちこちから声がかかって講演やプレゼンをするようになった。そのときに、手元でiPadMacが制御できるようにと小さなコントローラーを購入した。

 

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ところが、購入後、これはiPadkeynoteを制御できないことがわかり、長いこと、納戸の奥にしまい込んでしまった。一昨日、Boox Max3でKindleのページ送りを手元でできないかなと、このコントローラーのことが頭をよぎり試してみた。
 最初はボリュームだけの調整しかできないし、Kindleでは反応がないので、だめかとあきらめかけていたときに、Andrid版のKindleではスマホのボリュームボタンでページ送りをする設定項目があると知り、Boox Max3でも設定を開いてみたら、その項目がある。ダメもとで、それを音にして、コントローラーを使ってみたら、ビンゴ!うまくページ送りができる。
 これでページめくりで、いちいち画面をスライドしたり、たっぷりしたりする必要がなくなった。まさか、こんなところで、窓際族のデバイスが役に立つとは。デバイスも人間も、どこかかならず脚光を浴びるときがくるもんだと改めて痛感した次第。