書斎の中の世界旅行

 コロナ禍となって、海外旅行どころか国内の移動さえできない。先週は実家の千葉で姪の結婚式があったのだが、このような状況で県を跨ぐ移動で、しかも飲食の席に行くというのは、今の立場では難しい。姪には別途お祝いをお送り、電話で事情を説明したが、とても残念な気持ちでいっぱいだ。

 こうして、国内の移動、いや、居酒屋にさえ移動できないこの状況の中、流石に息が詰まる。そこで、Amazon Prime Videoで公開されている「世界の車窓から」のスペシャル版でもみて、気分だけでも…と思ったら、これがなんとも素晴らしいのである。

 「世界の車窓から」はずいぶん古い番組ような気がしていたのだが始まったのは1987年というから、私が大学院生の時。なんだかついこの間のような気がする(笑)。10分くらいの旅番組で、結構好きなのだが、スペシャル版で見るとさらに魅力が深まる。

 この番組ではただ車窓を移すだけではなくて、世界遺産とか、沿線の観光名所を紹介してくれる。車窓のシーンでは自分が列車に乗って移動している気分になれるが、それは社内の乗客の様子も映し出しているからかもしれない。観光名所の点の移動ではなく、列車での線の移動で誘ってくれるから旅行気分が味わえるのだと思う。この番組を見ている間は血圧が下がっていくのが自分でもわかるくらいリラックスできるだけでなくて、コロナ禍が収まったら、こんなところに行ってみたいとちょっと前向きな気分にもなれる。皆さんも、もし見ることができるのなら、お試しあれ。

Home Pod miniを衝動買い

 いわゆるスマートスピーカーというのは信用できず、興味がなかった。Home Podも全く関心がなかったのだが、SonyBluetooth スピーカーがたまに切断が切れると大きな声で「切断されました」と声を、しかも夜中にあげるのが気になって(笑)、ダメもとでHome Pod miniのステレオを試すことにした。Big Sur の最新版ではMacのシステム音もステレオで再生できるようになったのも後押ししてくれた。

 さて、早速購入して手にしたところ、思っていたよりも軽く取り扱いが楽だ。さらに白を選んだので、壁紙と調和して書斎の机の上でも目立たない。セットアップも簡単だ。そして、音なのだが…これが良い。なるほど、購入した人の評価がいいのがわかる。本格的な音楽鑑賞には物足りないが、デスクトップで使うには充分だ。

 試しに、「ヘイ、Siri」と声をかけて、今日のニュースはと聞いてみたら、最新のNHKラジオのニュースを再生してくれた。なかなか気がきくじゃないか(笑)。あっという間に引き込まれてしまった(笑)。

 

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携帯キャリアを変える

 携帯電話を長年使ってきて、いろいろなキャリアを使ってきた。一番最初の一円携帯の時のドコモにはじまり、auソフトバンクフリーテル楽天モバイル、もう一度auと渡り歩いてきたのである。ソフトバンクiPhoneを扱う唯一のキャリアだったし、その後格安のSIMに惹かれてうつり、さらに通話のかけ放題が必要になってメジャーのキャリアに戻った。

 そして今回、auからドコモに変えたのである。理由は5GでiPadとデータ共有をするプランがauになかったからだ。せっかく5G対応のiPadにしたのだから、その速度を享受してみたい。そう思ったらデータプラスというドコモのプランしかない。どこのキャリアでも値段に大きな違いはなく、もともと2年縛りのような契約にもしていなかったので、キャリア変更には抵抗感がなかった。

 もっとも手続きとなると結構面倒だ。データプラスの5Gはオンラインでは扱っていないので、ショップに行かなくてはならない。ショップも予約を取らないといけないし、実際にショップで手続きを行ったら1時間半もかかってしまった。まあ、それだけの手間に見合うのかと言われれば、「道楽だから」ということで納得するしかない。そこにコスパなどを求めるようなら、そもそもiPad Proを2台も買ったりはしないのだから(笑)。

38年前の自分との対話

 研究室の本棚を少し整理していたら、大学2年生の時に読みかけていたD.CrystalのLinguisticsという本を見つけた。この本は言語学に興味を持ち始ていた頃に見つけて、読み始たものの、当時の私には単語が難しく四苦八苦しながら、赤線を弾きながら最初の2、3章までをなんとか読み進めたものの、途中で挫折した本だ。すっかり色褪せて、ページも撮れている箇所がいくつかあった。ページを捲ると当時の書き込みや赤線が見つかり、当時のことを思い出した。

 本は途中で書き込みがなくなり、そこから諦めたことがわかる。なんとなく勿体無いような気がしてきて、今なら辞書を引く回数も多くないし、すんなりと目の中に英文が入っていく。そこでもう一度読み始めることとした。38年前の自分の気づきや、解釈できなかったメモがあるなか、今の自分なら、「そこはね、こういう意味なんだよ」と解説できる。自分の成長が少しはわかったような気がするのである。

やはりScrivenerに戻る

 長い間使ってきたScrivenerを辞めるかもしれないということをここに書いた。代替えとしてメモアプリが使えそうで、工夫しながら使ってみたりもした。確かに簡単なアイデアをまとめるのなら、メモアプリの気軽さはいい。しかし、資料をとりあえず入れて、それを順番を考えながら構成して、となるとやはりScrivenerに一日の長が認められた。

 今回、このように見つめ直すことでScrivenerの便利さと、自分がそれを使いこなしていなかったことに気づき、もう一度このアプリと向き合うことができたのは収穫だったかもしれない。実はScrivenerには書きかけのアイデアがずいぶん多く保存されている。論文のアイデア、本のアイデア、教科書のアイデアなどさまざまだ。今回の機会で、このアイデアをどうにか発表する動機付けが高まったので、まずは1年生のセミナーで講義している内容をまとめて、書籍の形で発表できないかどうか動いてみようと思う。うまく形になったら、このブログの読者にも売りつけよう!(笑)。

Proにカムバック

 昨日、新型のiPad Pro 12.9インチと11インチが到着した。早速セットアップしたのだが、学生から提出された課題をスクリーンショットに取る作業から、速度の向上を感じた。やはりM1の恩恵は大きい。明らかにiPad Air 4と体感的な違いがある気がする。12.9インチモデルには白いキーボードも合わせて購入した。11インチ用のキーボードも持っているのだが、キーピッチとしては12.9インチ用のものがタイプしやすい。11インチ用のキーボードはあくまでも出先で入力するためのもので、自宅で落ち着いて入力する道具とするのなら、12.9インチ用のキーボードをつかべきだ。

 さて、新しい12.9は画面の鮮明さがあちこちで大きな話題となっているが、音についても少し向上した気がするのは気のせいだろうか。これでAmazon Musicを再生すると、机上のMacBook Airに接続したモニターとスピーカーを起動しなくていいと思ってしまう。画面を目の近くに設置して、迫力ある音と映像を見ると、「もうこれでもいいんじゃないの〜?」と松重豊さんの声が聞こえる気がする(笑)。

 11インチモデルも軽快に作業ができる。やはりカバンの中に入れて、軽快に作業するのはこのサイズだ。外に持ち出して作業を前提にするのだから、12.9インチモデルのような綺麗な画面でなくても十分だ。また12.9インチモデルは今回40gの増量となり、ますます持ち歩きには躊躇する重さになった。やはりiPadの機動性は11インチモデルが真骨頂である。それを生かすために11インチモデルはCellularモデルにし、12.9インチモデルは自宅でのみ使うのでwifiモデルとした。

 一旦はプロから引退したものの、やはりプロモデルの使い心地からくるちょっとした時間とストレスは蓄積すると不満となってくる。かなりもったいない使い方かもしれないのだが、まあ、仕事に託けた道楽おじさんだと笑ってもらいたい。

 

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Scrivenerを使い続けるかどうか思案中

 数年前から執筆にScrivenerというソフトを使っている。長文を書く人から高い評価が得られたソフトでMac版を使い始めてから長くiPad版の登場を待ち、ようやくiPadでも使えるようになった。

 しばらくは便利だと使っていたのだが、気がつけば、実はこのソフトを使いこなしていない。簡単なアウトラインプロセッサーがわりにしているだけだし、資料を集めてもそれをどのように有機的に使うかがわかっていないのだ。もちろん、色々と出ている解説本を活用すればいいのだが…

 もう一つの問題は同期だ。Dropboxを使って同期をするのだが、意外にその同期が遅いというか、ストレスになることがある。さらに言えば、dropboxを卒業しようとしている身には、それしか同期ができないのは困る。

 そこで、一旦Scrivenerを使わずになんとか執筆のソフトとして、簡単に資料を集めて、同期が困らないものはないかと考えた結果、身近なところにそれを発見した。それは純正のメモアプリだ。これならMacでもそのまま同期してくれる。フォルダーを作成することもできるし、手書きも、写真もまとめられる。できないことといえば、メモ書きの順番を任意に変えられないことだが、これは名前づけに一工夫すればいけるような気もする。

 さて、メモアプリに移行するか、やはりScrivenerに戻るのか、しばらくは試行錯誤と思案を続けようと思う。