久しぶりの物欲喚起: Sony dpt-cp1

 昨年、ソニーのデジタルペーパー、dpt-rp1を購入して愛用している。A4の大きさ表示なので、老眼には嬉しいし、洋書の専門書は字が小さいので、自炊してPDFにして表示した方が、表示が大きくなって読みやすい。気を良くして、様々な本を自炊してこれで読んでいるのだが、新書や文庫本などは、逆に表示が大きすぎて少し離さないと帰って読みづらい。

  デジタルペーパーはノートしての利用も考えられていて、書きやすい。だが、A4の大きさは必ず鞄を持たなければいけないという制限もつく。dpt-rp1の性能をもう少し小さなサイズでと考える人が多かったのか、サイズダウンをしたものが、6月中旬に発売される。それがdtp-cp1だ。昨日仕事帰りに名古屋の栄にあるソニーストアーで実機を触ってきた。第一印象は、「軽い!」だ。dpt-rp1も大きさから見れば相当軽いのだが、軽さを超えている。表示領域はA5相当に小さくなったが、新書や文庫の自炊はこのサイズの方が読みやすそうだ。またこのサイズなら、メモ用ノートとして手軽に持ち運べる。ドキュメントケースにも簡単に入るサイズだ。久しぶりに、「欲しい!」という思いが強くなった。iPadiPhoneに最近感じなくなったワクワク感を久しぶりに呼び覚ましてくれるデバイスだ。

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