M2 MacBook Airをメインマシンにした唯一の理由

 最近はiPadをメインにする話を続けてきたが、結局、大黒柱としてのシステムはmacOSということになり、それを扱うMacが必須となることを改めて認識した。

 そこで、これまで使っていたMacBook Proに代わって、M2 MacBook Airをメインとした。本当ならProの方が画面も綺麗で、さまざまな性能がよく、変えることは、むしろダウングレードに近い。だが、一つそれでもいいと思う理由があるのである。

 それはParallels Desktopで正式にWindows 11 Arm版を走らせることができるようになったということだ。これまではArm版のWindowsは評価版しか使うことができず、安定性に不安があった。しかし、正式なWindows 11 を購入して、そのアクティベーションコードの入力すれば、晴れて、心置きなく、Windowsが使えるのだ。

 これまでWindows 11を使うために格安のChuwiのノートパソコンを使ってきた。なぜ、そこまでWindowsにこだわるかというと、大学で授業に使用するMicrosoft Teamsのせいだ。これはmacOSやiPadOS版では制限があり、フルに使うにはWindows版を使わなければならない場合がある。それに対応できるようにWindowsを手元に置きたいのだ。しかも自宅や大学でどこでも持ち運べる環境がないと不安である。その点、MacBook Airなら軽く、持ち運びができる。

 ちなみに、ChuwiのセレロンCPUでYouTubeの4Kビデオで、体感的な速度比較をしたら、MacにインストールしたParallels Desktop版の方が早く、しかも無音。これは素晴らしい。おかげで、ChuwiのマシンはPythonの勉強専用マシンとすることができる。

 今回はMacBook Airの内蔵メモリを24GBにカスタマイズした。これでParallels上のWindows に8GBのメモリも割り当てられる。私には理想的な環境となった。