前回新型iPad Proのサイズを11インチから12.9インチモデルに変更した話を書いたが、結果的にそれが正解なのだと、改めて感じた。それは片手利用についてだ。仕事柄、iPad Proを持ち歩き、GoodNotesに手書きをして、それを液晶プロジェクターに投影しながら、授業を行う。パソコンだと、どうしても教卓に縛られてしまうが、iPad ProとEZCast Proを使って、無線で画像や映像を投影することで、iPad Proを片手に持ちながら教室中を歩いて巡回できるので、学生がいかに多くても、一人一人に質問をして回ることができるし、その場でライブな書き込みをして瞬時の説明ができる。もはやiPad Proなしには授業は考えられない。
授業中に持ち歩くので、当然片手で持ち、もう片方の手でApple Pencilを持つことになる。そのため、重量や手に持った感触が大切となる。今まで使ってきた第2世代のiPad Proや今の無印iPadはエッジが丸みを帯びて手に持ちやすく痛みをかんじない。ところが、新型のiPad Proはエッジがたってしまい、片手で持つ場合、少しすると、角の部分が当たって手が痛くなる。これは誤算だった。考えてみるとiPhone SEも同じように角が立っているので、大きさは好きだったが、どうしても手が痛くなったので、長い間使うことができなかった。
角が立つのは機械も人間もいけませんね(笑)
人当たりもiPadも角が丸くね(笑)。
片手で使うことを考えないのであれば、もはや持ち歩きを念頭に入れる必要もなく、自宅の書斎でメインマシンとして使うことを考えて、大画面の12.9インチしか選択肢はない。結果的に、このサイズを選んで正解だったといえる。もちろん、いざとなれば、持ち出して使うこともできるし、第2世代のiPad Proよりも軽量になったのだから、使い勝手は悪くない。ただ、それはあくまでも非常時のオプションだ。