縦のものを横に

 学生に日本語から英語にしなさいという時、例えば、「そんな簡単な課題は朝飯前だ」なんていうものだと、Such an easy task is before breakfast.なんて感じになる。こんな時に、縦のものを横にするだけではだめだとよ言ったりする。ちなみに上記の日本語はSuch an easy taks is a pieace of cake. という感じになろうか。あるいはSuch an easy task is a Mickey Mouse.となろうか。いずれにしろ、本当の意味がわからなければ、直せないと言うことだ。
 さて、縦のものを横にするとどうなるか、実際にやってみた。本棚を横に設置したのだ。このところ地震も現実の恐怖となっているので、本棚の本を自炊のPDFに変換したりしてきたが、もっと根本的な問題として、本棚そのものが危険物になる。そこで、本棚を横にすることで設置面積を多くして、安定させ、なおかつ、倒れたとしても、横にすることで、危険の及ぶ範囲を小さくしようと思ったのだ。二竿あった本棚を横向きとして、一つは、今までのところ、もう一つを机の背後に設置した。
 その結果、スピーカーを設置する高さがちょうど耳のたかさになり、Soundlink Miniの音がさらに良くなった。目をつぶって聞けばこの小さなスピーカーからかなり迫力音が出る。背面の壁がバスレフの音をうまく反響させているからだろうか。こうなると、眠っていたオーディオへの欲望がふつふつとしてくる。タンノイのスピーカーなどという言葉が頭をよぎりはじめる今日この頃である。

 

f:id:msasaki1963:20180716091342j:image