このブログにiPhone8 Plusのバッテリーの問題を書いてきた。先週もiPhone8 Plusのバッテリー表示がおかしい話を書いた。交換品が届いたとの連絡があったので、昨日Apple Store 名古屋栄に行き、キーボードとiPhone8 Plusを交換した。
まずキーボードは問題なく、今回は何のゆがみもない。ガラスの上にのせて、確認した。さて、つぎはiPhone8 Plusだ。交換をして、動作チェックを行った。その後、自分で、スタッフの許可を取った上で、無線充電器の上で、バッテリー表示がうまくいくか、検証した。
ところが…である。10分近く充電してもなかなかパーセンテージが変化しない。念のため、再起動をかけると、パーセンテージが上がってる。icloudからのバックアップもしていなかったので、データの問題ではないようだ。再びスタッフに声をかけて、事情を話す。テクニカルスタッフに話して、店にある検証用のiPhone8 Plusで試してみる。すると、なんということでしょう…同じ現象が現れた。
こうなるとハードウェアの問題ではなさそうだ。どうも無線充電をするとこの現象は顕著のようだ。おそらく、これはAppleに報告は上がっているのではないかということだ。次のOSのバージョンアップでは直っていることを願う。
Replay
大好きな小説の一つに、Ken GrimwoodのReplayというのがある。中年の男性が心臓発作を起こして死ぬのだが、18歳の時に生き返り、またそこから死ぬまでの年齢の人生を何度も何度も繰り返す、まさにreplayするのだ。ある意味、未来を知っているので、ギャンプルや投資で、お金はその都度稼ぎ、生活には困らない。ただ、結婚相手が変わったり、あるいは、生きる意味を考えたり。さらには、自分と同じようにreplayする人との出会いもあったり。
この小説を初めて読んだのは1990年、若き日のスティーブ・ジョブズと、スティーブ・ウォズニアックも出てくるというのでMac Fanだったか、Mac Japanという雑誌に紹介されたのをきっかけにして読んだと思う。最初は翻訳で読み、その翌年イギリスに行った時に、オリジナルのペーパーバックを買った。
この小説のプロットは結構ドラマなどでパクられていて、死んで、過去に生き返り、肉体は若いまま、精神は死んだ時のままという話がちょくちょく作られていると思う。何度読んでも面白い小説だ。
昨日、椎名誠の小説を読んでいたら、何とこのReplayが紹介されていた。それも、疲れ果てているときに読むと、元気が出てくる本だと紹介されている。私はシーナのエッセイを飲むと俄然ビールを飲む気になり、「飲まねばならぬ、食わねばならぬ」的な発作に襲われるのだが、その尊敬するシーナのエッセイにReplayが紹介されているのが嬉しい。今でも新潮文庫から購入できるようである。「リプレイ」(ケン・グリムウッド)で検索をかけて欲しい。
コードブルーにハマる
フジテレビのドラマでコードブルーというものがある。ドクターヘリに乗り、患者を助ける救命救急の医師たちの物語だ。山Pやガッキーが主演で、脇を固める役者さんたちも素晴らしい。すでにシリーズ3が終わり、いまはその続きの映画も上映中だ。
最初のきっかけは、ボストン行きの飛行機だった。シリーズ3が全話見られるようになっていたので、試しに身始めると、面白い。軽薄な恋愛はなくて、自分だったらどうするだろうと、考えさせられる物語が散りばめられている。治療の関しても、必ず助かると言った奇跡ものばかりではなくて、ときに力及ばずダメだった、というのもあって、リアリティーを感じさせる。
あっという間にこのドラマの虜となり、帰国後、TVerを見てみると、シリーズ1もシリーズ2も無料で全話が見られるので、時間のある限り、見続けて、全て見てしまった。スピンオフドラマも見てしまい、どうしても映画も見たくなって、一人で映画館にゴーとなった(笑)。幸い、職場の近くのイオンにはシネマコンプレックスがあって、そこでも上映していたので、そちらに行って、鑑賞した。
脳死判定をされた未成年の親が、子供の意志を継いで、臓器移植に同意する。もしも自分の子供だったらと考えたら身につまされて、涙が出てしまった。映画というのは他の情報が入ってこないでその世界に没頭してしまうために、感情移入しやすいように思う。
またこのドラマを見ていると、人を育てるということ、また育つ側に必要なことなど、教わるところも多い。大人のドラマとして充分見応えがある。TVerで無料で見られるうちに、皆さんもご覧になってはいかがだろうか。
iPhone 8 Plusのバッテリー表示がおかしい
ボストン出張に行く前に、使っていたiPhone 8 Plusが充電できなくなって、交換してもらった話はここに書いた。だが、話はそれだけでは終わらなかった。ボストン出張から帰ってきて、しばらくすると、交換してもらったiPhone 8 Plusのバッテリー表示がおかしいことに気付いた。ケーブルで充電していても、ワイヤレスで充電していても、満充電にならない。おかしいと思い、再起動すると、100%の満充電表示になる。しばらく使って、また充電をする。するとバッテリーの残量の増え方が遅い。こんなに遅いはずはないだろうと、また再起動をすると、満充電に近い表示となる。
例によって、すべての設定とコンテンツを消去して、リセットしてから、再びやって見たものの、症状は変わらない。バッテリーの%表示をつかわあず、アイコンだけなら、問題ないのだが、どうしても気になる。特に2週間前に交換したばかりのものだ(リファービッシュ品だけど)。
昨日、研究室で使っているmagic keyboardが歪んでいるので、その交換ついでに診てもらう。症状や初期化しても現象が変わらないことを告げると、またもや交換ということになった。短い期間で似たような症状が出たので、システムとかデータに問題があるかもという話であったが、初期化したものでも同じような症状が出るので、その可能性は低い。充電も純正のケーブルなどを使用してのことだ。
不可思議な症状ではあるが、後日交換品の準備ができたら交換となった。今度こそ、何の問題もないものが手に入ることを祈るしかない。
iTune アカウント乗っ取られる
このところ、やはりiPhoneのバッテリー表示がおかしい。満充電しても100%にならない。逆にいくら使っても減らない。再起動してみると表示が正しくなる。だが、また充電してみると、表示が正しくなくなる。その為、iPhoneをもう一度、リセットしてみた。そのときにいつもアメリカにいる時に作ったiTuneのアカウントのパスワードを聞いてくるので、入力する。だが、今までのパスワードが通じない。おかしい。何度も其れらしいパスワードを入れてみるが、だめで、最後にはアカウントがロックされてしまった。
ロックされたiTuneアカウントのパスワード変更と言うことになり、秘密の質問に答えて、パスワードの変更をする。今度はこのアカウントで購入した曲を聞くことができる。改めて、iTuneのアカウント情報を確認する。すると、なんと全く知らない人の名前と住所、そしてクレジットカード情報が登録されている。完全に乗っ取られたということだ。かろうじて、秘密の質問の答えを知っているのは私だけなので、パスワードが変更できた。このアカウントで使っていたメールアカウントも確認してみようとログインをしようとしたのだが…なんとそのアカウントも乗っ取られていた。yahoo.comのメールで、yahoo.comにも問い合わせたが、だめだった。こちらは諦める以外ない。
問題はiTuneのアカウントだ。これが乗っ取られたままでは、いずれこのアカウントで購入した曲もビデオも聞けなくなってしまうかもしれない。そこで、アップルに電話をして、対応をお願いすると…丁寧な対応をしてくれた。1時間ほど電話をして、あれこれ試して、サイトで改めて、アカウントに使うメールアドレスの変更を行う。ここでポイントは変更画面ではデフォルトで古いアカウントのアドレスが表示される。このままでいると、ログインに使うパスコードが古いアドレスに送られて、ログインできない。そこで、この画面で新しく登録するアドレスを入力すると、パスコードが送られて、見事にログインできて、アカウントも同時に変更できるということだ。
乗っ取られた原因は単純なパスワードだったからだ。今更ながら、パスワードをある程度複雑にする意味がわかった気がする。
ペリカンのスーベレーン購入
以前、こちらにも40年近く使っている万年筆の話を書いたが、結局、交換したコンバーターからもインクが漏れてきた。現在では今まで採点に使っていたダンヒルの万年筆に合うコンバーターは存在せず、このまま使うなら、インクをカートリッジにするしかない。
もちろん、ボトル式のインクからカートリッジのインクにすることには問題はないのだが、どうしても仕事柄、赤インクの消費はある程度激しいので、カートリッジ式では不経済だ。
そこで、40年近くも使ったことだし、ここは奮発して、万年筆を新たに購入することにした。いいものがあれば、出張の時に免税店でともくろんでいたが、残念ながら、高価な装飾品のようなものばかりで、実用的で購入可能な額のものがなかった。そこで、ネットで、以前から気になっていたペリカンのスーベレーンを注文した。楽天のポイントを使ったので、定価から少しばかり引かれた値段になることも同期の一つだった。
今回はボトルインクが無料でつくとのことだったので、赤インクを指定して、ようやくインクと万年筆の純正の組み合わせとなった。以前、ペリカンの赤が明るすぎてモンブランの赤に変えた話を書いたが、もう一度純正のコンビと言うことで仕切り直してみたところ、どうも色合いがよろしい。もしかすると、長い間インクを保存することで色味の変化があったのが、以前の問題の原因だったのかもしれない。
さて、早速使ってみたところ、これが素晴らしい。インクのかすれもなく、また軽量なので、書きやすいこと、この上ない。こんなことならもっと速くペリカンを試すべきだった。万年筆の味わいがようやくわかりかけてきたような気がした。