謹賀新年

あけまして、おめでとうございます

 

 本年も、よろしくお願い申し上げます

 

今年もきっと、昨年のようにガジェットを手に入れたり、手放したり、繰り返すと思います。その時に必要なもの、欲しいものは、タイミングがずれたりすると縁もなくなります。人との出会いによく似ている気がするのです。出会うべきタイミングで、出会うべき人にもガジェットにも出会うと思います。このブログにはその時の感想を今年も描いていこうと思います。

 

あ、年末年始から、ずっと買い物カートに入れては、削除を繰り返しているのがDaliのMenuetというスピーカーです。お値段がかなりするので、躊躇しています。これが、iPad Proだと思えば、割安だと思う値段なんでしょうが(苦笑)。昨年の夏に購入したFostexのP-1000BHはいいのですが、どうしてもボーカルとなると奥まった感じになって、元ジャズシンガーで、現在同僚の曲を再生する時に、どうしても不満が出てきているのです(じゃあ、生で歌って貰えばいいじゃん!というツッコミはなしで(笑))。

 スピーカーの設置位置を微妙に壁から離したりして、工夫していますが(それがオーディオ趣味そのものですね)、さてさて、スピーカーを入れ替えるかどうか、まずは今年のガジェットの最初のお題になりそうです。

LikeBook Aresを購入

 今年の夏頃だったと思う。LikeBook Musesを購入して、その報告をこのブログに書いた。もっぱら、用途はJapan Timesの記事をじっくり読むことであり、iPadの液晶では目が疲れるので、E-inkのLikeBookを選んだのである。Booxの方が有名なのだが、LikeBookはその格安版で、同じAndroid 6.0なので、さほど違いはなかろうと購入したのであった。

 PDFのビューアーとしても使っていたのだが、秋頃から次第に使わなくなり、Chromeでの使い勝手に飽きたせいか(苦笑)、メルカリで売却してしまった。思ったよりも高値で売れたので、良かったと思っていたのだが、12月 に入り、やはりこの手頃のサイズで落ち着いてPDFが読みたいと思うようになってきた。SonyのDPT-CP1はB5サイズで片手にはやや大きい。Kindle OasisではPDFは快適に読めない。

 何度もポチッとして、キャンセルを繰り返し、reviewをあれこれ見て、結局LikeBook Aresを購入してしまったのだ。Musesと比べて、薄くなった感じだし、なんと言ってもフラットな画面になったのは好ましい。英語ではFlush Screenと言うらしいが、最初はなんのことかわからなかった。ここでも英語の勉強になった。

 さて、使ってみると、まあ、Musesと変わらない。ただ、ベゼルが黒になった分、少し集中して読める感じだ。また、おまけ程度に考えていたメモも、DropboxにPDFとしてエクスポートできることがわかり、俄然、便利さを増した。

 普段の仕事にはSonyのDPT-CP1をノートとして持ち歩くが、時には、このLikeBook Aresだけでも間に合うかもしれない。外付けのキーボードをつなげて、簡易的なポメラとして楽しむこともできる。

 もちろん、電子ペーパーの機器である。反応の速さを求めてはいけない。あくまでも視認性だけで選ぶものだと考えて欲しい。

 そういえば、このAresは128GBまでのMIcroSDカードを入れることができる。持っているPDFファイルのほとんどをこれに入れ込むこともできるだろう。自分へのいいクリスマスプレゼントになったようだ。

 

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ソニーのデジタルペーパー(DPT-CP1/RP1)とiPad・Macとシームレスでメモを共有する

 久しぶりに電子ペーパーのネタである。実は、一時期、ソニー電子ペーパー、DPT-CP1をほとんど使わなくなっていた。iPadでメモを取ったり、PDFを読んだりしていたのだ。そして、ついには、じゃんぱらにドナドナさえしていた。

 ところがである。iPadがiPadOSとなり、標準のfileでPDFの編集ができることに気づいた。さらにはiPadOS用のOneDriveもそのままでPDFの編集ができるのだ。さっそく,

DPTーRP1(こちらはドナドナせず)でしているフォルダーをiPadのファイルで開いてみる。ペン入力で手書きもできるし、テキストボックスとして、文字入力もできる。そのあとで、DTP-RP1をMacと同期すると、おお!先ほどiPadで編集した通りとなっている。さらに、OneDriveで編集する場合には、写真さえ入れられるのだ。

 この動作に感動して、PDFの閲覧とメモをもう一度、電子ペーパーに戻すこととし、改めて、DPT-CP1を購入しようと決意して、名古屋のソニーストアーに向かった。

 ところが!である。なんと本家のソニーストアーには在庫もなければ、発注さえできないとのこと。途方に暮れつつ、ダメもとでビックカメラのサイトを見てみると…なんと名駅ビックカメラに在庫があるではないか!早速、そこで改めて、購入となった。

 さて、上記のデータの互換の様子を次の写真で紹介していこう。

 

まずは、サンプル用のメモファイルをDPT-CP1で作成する。

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今度はそれをMac内のフォルダーに同期する。今回はOneDrive内に保存してあるフォルダーとの同期である。

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同期したファイルをiPadのファイルから閲覧する。ファイルはOneDrive内のフォルダーの閲覧もできるように設定できる。今回はこの赤で括ったふぁいるがメモファイルだ。

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次にそのファイルを開く。

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画面の右上にはマークアップのアイコンが現れるので、それをタップすると、編集用のパレットが画面下に現れる。

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手書きの文字の追加をする。

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さらに、画面下のパレットから、テキストの追加もできる。

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今度は同じファイルをOneDriveのアプリから開く。

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OneDriveでは写真の追加もできる。右上のアイコンから写真挿入のアイコンをタップして、写真ライブラリから写真の追加ができる。

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写真が入った。

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ファイルを閉じて、またMacとDPT-CP1を同期する。同期後にエラーメッセージが表示されるが、同期はできている。

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先ほどiPadで編集したPDFがDPT-CP1でも表示されている。

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さらにDPT-CP1で手書き文字を加えることができる。

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どうだろうか?これでかなりシームレスにPDFのメモふぁいるが扱え、どのデバイスを持ち出しても、同じPDFメモファイルを扱えるようになったことはかなり大きい。久しぶりに、ワクワクしたひと時であった。

 

似顔絵

 コミュニケーションの授業中、ホワイトボードにディスカッションのメモを取りながら、上手なイラストを描いていた学生がいたので、冗談で私に似顔絵を書いてと頼んだら1分程度で描いてくれた。あまりにうまく他の学生からも似ていると声が出た。

 早速写メして後で家族にも見せたら似ているとの声。他の授業でも自慢ながら見せると、やはり似ているとの声。描いた学生にSNSにあげても良いかと尋ねると自由に使ってくれて構わないとの許諾があったので、ここにも貼っておこうと思う。

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iPad Pro 11 インチからiPad Airへ

 iPad Proの購入でドタバタを書いてから、もう1年になる。12.9インチから11インチに変えたり、WiFiモデルからセルラーモデルに変更したりと、あれこれ取り替えた末に11インチのセルラーモデルに落ち着いて使っていた。

 しかし、使いながらもどうしても不安があった。それは強力な磁力だ。磁石が100以上も埋め込まれたsmart keyboardを使うのは、機械式時計を使うものとしてはどうしても身構える。時計が帯磁して、オーバーホールに出すのが早まるのではないかと懸念するからだ。そこで、iPad Proようにと、格安の機械式時計を購入して、iPad Proを使うときには、この時計と、時計を使い分けてきたのだが、どうにもその使い分けに疲れてしまった。

 もう一つ使っていて、不便を感じたのは、常時携帯しているiPad miniと周辺機器を共有できないことだ。特に授業時に持ち込むときには、別にアダプターを用意するなど、荷物が増えた。

 そこで、まあ、あれこれ考えた末に、iPad Proを売却し、代わりにiPad Airに買い替えた。ダウングレードになるのだが、iPad miniのバックアップにもなるし、周辺機器が共有できるのがやはり便利だ。なによりも、時計の心配がこれでなくなった。

 MacBookiPhoneもProを使っているのだから、iPadもProだろうと、自分に言い聞かせていたものの、冷静になるとProである必要もなく、Airの性能で、十分。吾唯足知である。

アタッシュケースの思い出

 今夢中になって見ているのがアメリカドラマのThe Big Bang Theoryだ。大学の研究者4人のオタクと彼らを取り巻く彼女たちのsit comでなかなか知的な心をくすぐる面白さがある。Huluではシーズン9まで見ることができるが、すでにシーズンの最初の数話まで見てしまった。

 さて、このドラマを見ていたら、主人公の1人、ペニーが医薬品メーカーの営業職を始めたときにアタッシュケースを持つのだが、それを見て、「あっ!」と声を出してしまった。それは30年近く前に、当時付き合っていた彼女から、誕生日プレゼントにもらったものと同じだったからだ。カナダ製で、革製の重たいが、しっかりした作りのもので、25年以上それを使った。最後はヒンジが壊れてしまったので、捨てたのだが。

 1990年、初めて大学で非常勤講師をした時には、その鞄に英和中辞典と和英中辞典を入れて、毎日持ち歩いていたのだが、かなり重たかった。アタッシュケースの重さも加わり、かなりの重さだったが、満員電車の中、よく片手でもっていたものだと、今になって感心する。やはり若かったのだ。今や700g程度のiPadとスマートキーボードのセットですら、重たいと愚痴ってしまうのである(苦笑)。

 The Big Bang Theory は割と人気があり、昨日、授業中に話をしたら、学生の1人がやはり見ていた。どうやら、Bazinga!といってわかってくれる人は結構多いようである(笑)。もしも皆さんも見ているようだったら、Pennyの就職の時の会を見てください。あの茶色いケースですよ。

AirPods Pro購入

 少し前に、ソニーのノイズキャンセルリングイヤフォンを購入した話を書いた。ご機嫌に使っていたところ、Appleからノイズキャンセリング機能を搭載したAirPods Proが販売された。最初はまったく興味がなかったのだが、販売前日にネットのレビューが記事が気になり、お試し気分で購入してみた。Apple Storeで購入したものは、理由のいかんにかかわらず2週間以内なら返品できるので、お試し気分での購入ができる。ソニーのWF-1000Mx3と比較して、良い方を使おうと思ったのだ。

 早速使用してみて、驚いた。耳への装着感がソニーのものよりも遥かに良い。ソニーのものは耳の穴全体が広く塞がれる気がするし、若干重さを感じたのに、AirPods Proは軽い装着感だ。ノイズキャンセリング機能も日常使用なら十分。何よりもケースの大きさが小さいのが素晴らしい。鞄の中に入れても邪魔にならないし、スーツのポケットにも気兼ねなく入れておけるサイズだ。ここはソニーのものと比べての圧倒的な利点になる。

 ただし、音質という点では、やはりソニーの方が素晴らしい。AirPods Proはなんというか、音域が狭いんじゃないかなって思う。その辺りはやはり老舗に音響メーカーには敵わないのだろうか。

 とはいえ、全体的な使用感では圧倒的にAirPods Proの軍配を上げることになり、ソニーの製品は売却して、AirPods Proの購入資金へと変わってしまった。AirPods Proの今後の成長ぶりが楽しみだ。

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