紙を変える

 ペーパーモデルに使用する紙を変えてみた。今まではオーストリー製のレーザープリンター用の紙を使っていた。これは以前、ゼロ戦ペーパークラフトを購入したところで推奨されていた紙で、確かに適度な暑さと強度でちょうどよかった。
 しかし、不満としては、インクジェットで印刷をすると、黒がどうもくすんで、全体的にも色がぼける。写真用の光沢紙を使ったこともあるのだが、これは表面が堅く、裏が柔らかい紙なので、工作をすると、糊付け面がうまくつかず、ぼろぼろになってしまい、工作できなかった。
 何とかいい紙はないかと探していたら、ネットでエプソンのマット紙がいいというので使ってみた。少し薄いので、工作にはどうかと思ったのだが、印刷をすると、黒がとても美しい。他の原色もビビッドに表現されてF1マシンには最適だ。薄い分、カットもしやすい。
 とりあえず、この新しい紙にRenault RE30を印刷し直して、作り直してみた。前の紙で作ったタイヤと、新しい紙で作ったタイヤの色の違いが歴然だ。
 

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気をよくして、以前作ったAlfa Romeoのノーズ部分を作ってみた。比較すると、色の艶やかさが格段に違う。

 

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薄いので、強度の問題が心配だが、このレーザーに印刷した部品も併用しつつ、今後は作っていこうと思う。
 今日まで、タイヤとホイール、ディスクブレーキ周りと、フロントウィングを完成させた。

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虫づくし

 数日前に劇作家・作家の別役実氏の死去のニュースが出ていた。あまり多くの人に知られた人ではないかもしれないけれど、私の記憶の中には強烈な印象がある。
 中学生の時だったと思う。友人がおもしろラジオ番組があると紹介してくれた。常田不二男さんが朗読する番組で、「虫づくし」というのがあると。1・2週間だけだったのだが、別役実氏の『虫づくし』の朗読であった。
 この虫づくしは、ある意味、今の批判的テキスト分析の種を私に蒔いてくれたのかもしれない。「はえ」の項では特にその色合いが強い。この虫づくしは、様々な虫に関する解釈を独特な感性から描いたもので、パロディーとしても、コメディーとしても、あるいは、人間を批判した哲学書とも解釈できる。他にも、『鳥づくし』、『道具づくし』、という連作があり、すべて購入したが、やはり『虫づくし』が一番強烈だ。
 Youtubeにはこのラジオ番組の録音がいくつか登録されている。あの、独特な常田さんの声から不思議なテクストを耳にすると、どこか別世界に連れて行かれような錯覚を覚えるのは、私だけだろうか?

もしかして、ここにも新型コロナウィルスの影響が

 LikeBook Alitaのファームウェアアップデートがいっこうにやってこない。Aresは2.2にアップデートして使い勝手がよくなったので、それを期待してAlitaを購入したのに、Alitaは、未だに1.5のままだ。Twitterの情報では、春節あけにBoyue社のサーバーを再起動して、アップデートできるようにとの情報があったのだが、もしかするとこの新型コロナウィルスの影響で、それができていないせいかもしれない。
 Boyue社はAlitaには3月中にAndroid 8.0へのアップデートをほのめかしてたが、それも大幅にスケジュールが遅れるのかもしれない。
 新型コロナウィルスの影響は私たちの日常に、あらゆるところで、ときには目立って、時には密かに降りかかっているのだろう。一日も早い収束の祈るばかりである。

ポメラDM30販売終了のニュースに驚く

 ネットをみていたら、ポメラDM30が販売終了になったとのこと。発売元のKINGJIMのHPにも確かに販売終了との表記があった。思えば、出たときから、遅いとか、表示に残像があって、使いづらいとか、あまりいい評判には恵まれなかったマシンだったと思う。
 しかし、私のようにE-inkのファンとしては、液晶のように光らず、ふつうの部屋の明かりなら、見やすく、さらに他のE-inkを使ったタブレットに比べれば、遙かに文字入力がしやすいマシンとしては得難いものであった。
 今後、どのような後継機種が出てくるのか、あるいは、後年、新たな評価が生まれてプレミアがつくのかわからないが、私はこのマシンをできるだけ手元に置いて使おうと思うのである。

ルノーRE30作成開始、タイヤとホイール完成

 

 週末前からRenault RE30の作成を開始した。まずはいつものようにタイヤから始めたのだが、今回からホイールのハブをしっかり切り抜くようにしたので、かなりの時間と手間がかかった。さらにその上、今回のホイールは軸受けも作り込んでいくので、週末の土日をフルにつかって、これしか完成させられなかった。

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フロントもリヤもハブをしっかりとくりぬいた。

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軸受けも数点の部品で細かく作った。

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ペーパーモデル作成基地をつくる

 最近再び火がついたペーパーモデルだが、数日前から、ルノーRE30の作成を開始した。前回のフェラーリでコツをいくつかつかんだので、だんだん作る要領がわかってきた。
 作成の頻度が増えると次第に作成環境を整えたくなる。カッターや物差しなど、いままでは無造作に机の上に置いていたが、やはり定位置において、反射的にとれるようにしたい。そこで廃物を利用して、ベースステーションを作った。
 サプリメントが送付されたときの段ボール箱と、サプリメントの空き箱を組み合わせた。模型づくりの何かの入れ物にとサプリメントの空き箱をとっておいたのだが、ようやく役に立った。カッターの他、ペン、物差し、ハズキルーペなどを取り出しやすい角度で固定し、おもり代わりに使っていないデジタルカメラのミニ三脚を使った。
 なかなか楽しい工作だった。ちなみに、下段右端は赤く塗っている。ここはデザインナイフ専用で、中には、刃が痛まないようにプチプチが入れてあるのだ。

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dマガジンから楽天マガジンへ

 Boox Max3が快適だ。毎日、日経新聞、WebでのJapan Timesとニュースをみた後に、Kindleで大画面で読む洋書は心地よい。メモもEvernoteに書き出しができるのだが、実は、メモは使っていない。これはDPT-CP1のほうがMaciPadとの連携という意味で、使い勝手がよい。
 さて、人間というのは便利なものはもっと便利に使いたいという欲求が出てくる。Boox Max3の大画面をつかえば、雑誌も読む気が出てくる。週刊新潮週刊文春も読もうかなという気になる。今まで、雑誌はdマガジンを使ってきたので、それをBoox Max3にもインストールして...と試したのだが、うまくできない。ログイン画面になると、得体の知れないnot foundの表示。どうもログインへのジャンプができないようだ。LikeBook Alitaはうまくできたのに。
 何度やってもできないので、腹を立てたのだが、ふと考えた。そうだ、ドコモに義理立てする理由はないと。雑誌の読み放題なら楽天でもあるはず...とアプリをみれば、いつも読む雑誌はカバーされている。試しに楽天マガジンをインストールしてみると、うまくできた。これで雑誌は読めるし、月額使用料はドコモより安い。乗り換えを阻む理由はない。
 ということで、Boox Max3で雑誌を読もうとお考えのみなさん、参考にしてください。