心ざわつく二つのガジェット

 昨夜、iPod Touchの新製品が発表された。中身のCPUをiPhone7と同じA10になっただけのものだが、それだけでも十分魅力的だ。3週間前にiPod Touchを購入して、1週間使用したものの、バッテリーの持ちと指紋認証がないことの不満で1週間で手放し、iPhone7へと乗り換えた。だが、あの小ささは確かにすばらしい。速度もあがったとなれば、その魅力ははかりしれない。心がかなりくらくらとするものの、やはり指紋認証のなさがつらい。たかが4桁の数字入力、されど4桁も入力するのだ。指紋認証や顔認証になれきった体には、それさえつらいと言える。
 もう一つ、心揺さぶられているのはLikebook Mimasだ。電子ペーパーのデバイスで、Android 6.0が使えるらしく、kindleのリーダーとしても使えるし、webもみられる。さらにキーボードをつけて、大きなポメラ代わりにもなる。現在ソニーのDPT-RP1とDPT-CP1の二種類の電子ペーパーを使っているが、不満なのはwebがみられないことなのだ。できれば、ニュースサイトは電子ペーパーでじっくりと読みたい。とくにJapan TimesやNew York Timesのサイトはそうだ。Mimasよりもサイズの小さいMusesならへそくりで何とか購入できるだけに、心がざわついてしまう。毎夜、ベッドの中でAmazonの購入ボタンと格闘が続いている。