2台のiPadでマルチタスク

 iPad OSがSplit Viewに対応して、二つのタスクを切り替えることが簡単にできるようになったものの、12.9インチでも、じつは画面が狭くなって使いづらい。現実的にはMacBook Proを見ながら、サブディスプレイを併用するか、iPadをサブディスプレイとして使う方が現実的だ。だが、MacBook Proはすぐに熱を帯びて、ファンの音が鳴り出す。早朝の4時から5時の静かな時間帯に小さいとは言えMacBook Proのファンの音は相対的に大きく聞こえるのである。

 そこでiPad Pro 12.9 とIPad Pro 11 を二台並べて使ってみることにした。普段は12.9がメインで11はメモを手書きで書くために使っている。両方ともにMagic keyboardを充電台として使っていることもあり、並べて使うことが簡単だ。実際に、12.9でScrevenorの画面を出して、11でMS Wordを開いて、原稿を描き始めたら、なかなか快適だ。驚いたのは、12.9のScrevenorのテキストをコピーして、11のWordにそのままペーストできることだった。同じWiFiに接続していれば、できる機能だったはずだが、こうして利用すると、iPadの複数利用がそのままマルチタスクになる。無印iPadを複数用意して、まるでマルチモニターのように使うこともありなのではないだろうか。

 IPadはまだまだ、楽しいことに溢れている。