iPad micro

 iPhone 15 Pro Maxを使って一週間ほどになる。前に使っていたiPhone 14 Pro Maxとの違いは望遠レンズ、接続端子がLighteningからUSB-Cに変更になったなど、普通に考えれば買い換えるほどの要因ではない。確かに20gの軽量化は実際に使用して、「軽い」と感じられる最低限の重量だろう。実際には、この軽さも心地よい。

 さて、実際に使ってみて、一番の恩恵は、USB-Cへの変更だ。USB-C対応のハブをつけたり、そのハブにHTMLをつけたり、あるいは直接Studio Displayに接続してみた。すると、ミラーリングではあるが、大きなモニターに映し出される画面が気持ちいいのである。そして、様々なハブが使えることが心理的にも負担軽減となる。

 これまで、授業にはハブとiPhone 15 Pro Maxと、Bluetooth接続のメディアコントローラーを持ち込んで授業を行った。授業の道具がすべてポケットに入るのである。スライドを見せながらの授業で、なんの問題もない。iPhoneだけで授業ができるようになるとは、いい時代になった。

 さら、研究室では4Kモニター、キーボード、マウスを接続した。iPhone上の表示は小さいが、ミラーリングされたモニター上ではちょうどいい大きさとなる。Web, メール、そして文書作成がなんとiPhoneだけで快適にできるのである。正直、これがあればパソコンは私には要らないかもしれない。流石に手書きをするためのiPadは手放せないが、これならiPadを持ち歩く機会が減らせるかもしれない。今回のブログの記事もこのiPhone 15 Pro Maxに4Kモニター、キーボード、マウスを接続して書いている。

 iPhoneも手書きができないわけではないが、流石に小さすぎて現実的ではないが、ちょっとしたメモならそれも不可能ではない。iPhone 15 ProはUSB-C対応のアクセサリーを使うことで万能PCに変化する。すごい時代になったものである。