iPad pro 12.9回帰

 

これまでiPadを複数台使ってきて、ここでもその使用感を書いている。つい先日までは、自腹で購入したM2iPad Pro 12.9, M1iPad Pro11, iPad miniの3台を使っていた。だが、よくよく考えると、それぞれの使い道はあり、使い方は違うのだが、なんだか勿体無い。若い頃なら、それぞれを駆使してきたのだけれど、今は研究室でも、他のキャンパスの鍵付きロッカーの中にもそれぞれiPadを保管していて、必ずしも持ち歩く必要がない。考えてみると、iPad miniは絶えず持ち運んで使うことが前提なのだが、一日中カバンの中にしまっておいて取り出すことさえなかった日が増えた。

 iPad pro 11はかなり使用頻度の高いものだが、M2iPad Pro 12.9のホバー機能を知ってしまうと、そちらが便利で使ってしまう。持ち運びや総合バランスではこのサイズがいいのだが、iPad Pro12.9もカバンの中に入れて仕舞えばさほど苦にならない。

 そこで、この3台を集約してしまった。全て売却して、新たにM2iPad Pro 12.9, 256GB, セルラーモデルにしてしまったのだ。セルラーモデルにしたので、どこでも使えるし、容量を128GBから増やしたので、動画などはダウンロード保存もできる。この2週間、この一台で自宅でも職場でもこなしたけれど、便利である。学生の課題添削をするにはやはりこの大きなサイズはメリットだ。スピーカーもいいので、BGMをかけながら、学生の課題にじっくりと取り組み、添削ができている。

 これまでも多数使用と単数使用と繰り返してきたが、年齢的に複数のものに目を配るエネルギーもなくなってきた。これからは一つと決めたら、それでしゃぶり尽くすという道を歩こうかと思う。